「陰徳」と「節食」が運を良くする。

「南北相法（なんぼくそうほう）」の創始者で、多くの門下生を抱え、日本一の観相家として名を馳せた、水野南北（1760~1834）。

彼は、運命を改善し、運が良くなる方法について、二つのことを解いています。

まず一つは、「陰徳（いんとく）」。
陰徳とは、人知れず徳を積むことを言います。

水野南北いわく、
「無私の善徳を積めば、天命により凶相も吉相に転じ、悪業を積めば吉相も凶相に転じる。」

「徳」といっても大それた事ではなく、誰にでもできる良い事、例えば、道端のゴミを拾う、寄付する、など、自分でできる範囲の、良い事をする。
しかし、それをひけらかしたり、人に知られては意味がない。

人知れずわからないところで、徳を積むこと。
これが「陰徳」です。


そしてもう一つが「節食」

水野南北いわく、
「食を節し慎めば、凶相は吉と変じ、運命は好転する。」

東洋医学の世界でも、健康は腹八分目からと言いますよね。


最近、なぜかいろんな場面で運が滞ってる・・。
そんな気がしたら、「陰徳」と「節食」を心がけてみてください。

きっと、何かが変わることが実感できることでしょう。

「陰徳」と「節食」は、昔から言われていることでもありますし、当たり前といえば当たり前のことかも知れません。
しかし、当たり前ほど、実行が難しいのもまた事実。
この「当たり前」をやることができる人が、運命を開く人なのです。

だからこそ、当代一の観相見と言われた水野南北の言葉は、250年を経た現代においてもなお、運命学の世界での影響力を保持し続けているのです。


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少食開運・健康法秘伝 （東洋易学・運命学大系） [ 水野南北 ]

※参考書籍
「東洋占術の本・運命と未来を見通す秘術の体系」学研

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風水で運が良くなる方法