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日本には、かつて陰陽師(おんみょうじ)という集団がいました。
陰陽の師匠なんて、すごいですよね。(笑)

陰陽師は、れっきとした政府の官職であり、 「大宝律令」にも記載されている公式の役職でした。
つまり、今でいう国家公務員だったのです。

また、陰陽師は、身分はさほど高いものではありませんでしたが、 天皇に直言できるという、 唯一の特権を持つ特殊な職業でした。
(天皇の身に何かあってはいけないため。)

彼らは易(えき)、陰陽五行、天文学に通じ、 暦(こよみ)をつくったり、 政治(まつりごと)の吉凶を占ったり、 時には子供の出産のときに安産を願って立ち会うなど、 様々な仕事にかかわってきました。

また、今でいう超能力のような、 特殊な力を持った者もいたようです。

歴史に名を残している陰陽師では、 平安時代の安倍晴明(あべのせいめい)が有名ですね。

そして、かつての日本には、 陰陽師以外にも、ユニークな職種が存在していました。
それが「呪禁師(じゅごんし)」です。

彼らは、陰陽師が属した官職である「陰陽寮」には所属せず、 「典薬寮(てんやくりょう)」に属し、 針師や、あんま師などと共に働いたと伝えられています。

呪禁師は、大陸の道教(どうきょう)、 いわゆる仙人修行の法術から影響を受けた、 非常に特殊な職業でした。

彼らが使った呪法のひとつに、 「掌訣(しょうけつ)」というものがあります。

掌訣は、掌(手のひら)に文字を書く呪法で、 たとえば、 山に行くなら「虎」、 海や川なら「龍」と書くことで、 行先での災いを避けることができたといわれています。

今でも、緊張したら手のひらに「人」と書いて飲み込む、 というまじないなどは、 現代に残る掌訣の呪術の名残といってもよいでしょう。

これは様々なことに応用できるかもしれません。

例えば、勝負事の前に手のひらに「勝」と書く、 意中の異性とデートの前に「恋」と書く、 ・・など、「掌決」を使ってみると、ひょっとしたら、思わぬ効果が期待できるかも・・。

1円もかからないので(笑)、やってみない手はありませんよね。

このような呪術が、 当時のいわゆる「公務員」の仕事として、 当たり前のように執り行われていた。

知れば知るほど、 日本の歴史の奥深さ、呪術の世界の面白さは、 本当にはかり知れませんね。


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