1.よい作用を及ぼす相生関係
「木」「火」「土」「金」「水」の各エレメントは、その持っている性質が違い、互いに影響しあいます。
「木が燃えれば火を生み出す⇒火が燃え尽きると灰、つまり土ができる⇒土は金を生み出す⇒金属が冷えれば表面に水が生じる⇒水は木を育てる」というように、5つのエレメントは作用しあって循環しているのです。
このようによい影響を与える関係を、「五行相生関係」といいます。
例えば火の方位に火のエレメントを置くと良い風水になりますが、プラスして木のエレメントを加えるとより火のパワーを上げることができます。
このようにして、気のパワーをアップさせるときに相生関係を活用します。
風水では、5つのエレメントが互いにどのように作用し合うのかを理解し、しっかりと頭の中に入れておくことが大切です。
2.破壊作用がある相克関係
5つのエレメントには、互いに破壊しあう作用もあります。
「木は土から養分を奪う⇒土は水を埋め立てる⇒水は火を消す⇒火は金属を溶かす⇒金属は木を切り倒す」というもの。
このように互いの気を壊し、パワーをダウンさせる循環を「五行相克関係」といいます。
例えば、庭の樹木のそばに金属製の椅子が置いてあると、「金」と「木」は相克関係なので、樹木は元気に育ちません。
このような相克関係が身の回りに生じていないかをチェックしてみましょう。
キッチンにはコンロとシンク、「火」と「水」のふたつが存在しますが、火のエレメントと水のエレメントが隣りあっていると、「水が火を消す」という相克関係が生じて悪い風水となります。
そんなときはコンロとシンクの間に木のエレメントを入れると、水は木を育て、木は火を生むという相生関係にかえることができます。
※相生・相克関係図
参考にさせていただいた書籍
快適風水生活
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