お金と幸運の関係は、「ご祝儀(ハンドセル)」の習慣によくあらわれています。
これは、始まりが良いものは、ずっと良い状態が続くという考えに基づいたもの。
もっと言えば、幸運に始まったものは、ずっと幸運であり続けるということです。
そのため、何かを初めて使うことは、特に縁起がよく、大切にすべきだと考えられています。
新しく服をおろしたり、新生活を始めたり、旅に出発したり、このような始まりを、お金とともに行うことで確実に幸運なものにする、それが「ご祝儀」の習慣です。
これに関連するのが「縁起銭(ラックマネー)」の習慣。
これは売買取引で支払いが済んだ後、売り手が買い手にいくらかのお金を返すというもので、19世紀から行われていました。
そうすることで、取引を縁起のよいものにし、売り手と買い手の両方に幸運をもたらし、すべてがうまくいくようになると信じられていたのです。
また、もし誰かに新しい財布をプレゼントするなら、中に少しお金を入れて贈りましょう(「ご縁」とかけて5円玉がよさそう)。
相手がいつまでもお金に困らないことを意味します。
新しい服をおろす人にお金をあげる(あるいは自分で服の中に入れる)と、その服を着るときはいつも幸運がもたらされます。
船旅に出るときは、「1ペニー硬貨を船から海に投げると安全な船旅ができる」と言われています。
さらに、花嫁が結婚式の日、靴の中に1ペニー硬貨を入れるという習慣も。
それが花婿から手渡された1ペニー硬貨なら、ふたりの結婚がとても幸せなものになると信じられています。
参考にさせていただいた書籍
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