1.すべてのものは5つのエレメントでできている
風水に欠かせない考え方に、五行説があります。
これはすべてのものが五行という5つのエレメント(元素)によってつくられているという理論で、その5つのエレメントとは「木」「火」「土」「金」「水」をさします。
格エレメントはそれぞれ異なる性質や運気を持ち、互いに影響しあって循環しています。
身の回りを良い風水にするためには、それぞれの持つパワーを上手に活用することが大切です。
※5つのエレメントが象徴する運気
木・・生長する樹木のように生命力に溢れ、発展していく運気
火・・炎のように燃え上がり、上昇していく運気
土・・大地のようにすべてのものを包容し、調和させる運気
金・・金属のように加工されて変化していく運気
水・・うるおう水のように休息を与える運気
2.陰陽とも関係がある5つのエレメント
五行説は陰陽説とも密接に関係し、5つのエレメントはそれぞれ陰と陽の気を持っています。
「木」は陰から陽へと移る途中の気、「火」は陽の気、「土」は陰陽のバランスがとれた気、「金」は陽から陰へ衰えていく途中の気、「水」は陰の気をあらわします。
つまり5種類の陰と陽の気があり、土を間にはさんで陰陽の気は循環しているというわけです。
このように陰陽説と五行説が結び付いた理論を「陰陽五行説」といいます。
3.エレメントの優先順位は「素材」・「色」・「形」の順
エレメントには素材・色・形の3つの要素があります。
それぞれのエレメントをインテリアにとり入れるときは、3つの要素がすべて揃っているのがベストです。
でもなかなか全部の要素をとり入れられないというのなら、どれかひとつだけでもかまいません。
パワーの強さからいうと、素材・色・形の順となり、素材の影響力を10とすると、色の影響力が9、形の影響力が4くらいと考えましょう。
たとえば恋愛運をアップさせたいときは、南西に土のエレメントを置くとよい風水となります。
ですから、家全体もしくは部屋の南西にあたる位置に、陶器で、その色はベージュや黄色、形は正方形のアイテムを置くとよいでしょう。
でも、素材・色・形のすべてが揃っていなくても、陶器を置く、もしくはベージュや黄色などの色づかいのカーテンをかける、テーブルを正方形にするなど、パワーは落ちますが何かひとつとり入れるのでも効果があります。
※エレメントを象徴するインテリア
木のエレメント・・花・観葉植物・木製のもの・緑色・茶色・細長いもの
火のエレメント・・キャンドルライト・照明・赤色・オレンジ色・三角形
土のエレメント・・陶器・クリスタル・ベージュ・黄色・クリーム色・正方形
金のエレメント・・金属製のもの・メタリックカラー・白色・丸いもの
水のエレメント・・水・鏡・ガラス製品・青色・黒色・波の形
参考にさせていただいた書籍
快適風水生活
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